●TEACCHプログラムを参考にした療育支援を行っています。
…TEACCHとは、1960年代よりアメリカ・ノースカロライナ州で発展してきた自閉症の人たちのための生活支援制度で、TEACCHの目的は、自閉症の人が社会の中で有意義に暮らし、できるだけ自立した行動をできるように支援することにあります。自閉症を正しく理解し、自閉症の学習スタイルに配慮した教育や支援を行うことは世界共通です。TEACCHプログラムは、根拠のある支援として、世界中で研究され、立証された方略の1つです。
●PECSコミュニケーションのトレーニングを行っています。
…絵カード交換式コミュニケーションシステムの略で自閉症児(者)やコミュニケーションに課題を持つ子どもや成人が自発的なコミュニケーションが取れるように教えていくもので、アメリカをはじめとする世界60国以上の国や地域で、根拠のある指導・支援と認知されています。
●JASPERプログラムを参考にした対人関係支援を行っています。
…自閉症スペクトラム症児への早期支援技法の1つです。Joint Attention(共同注意)、Symbolic Play(象徴遊び)、Engagement(相互的な関わり)&Regulation(感情調整)の頭文字をとったもので、自閉スペクトラム症児の中核的な課題である共同注意、象徴遊び、相互的な関わり、感情調整に焦点を当てた自然な発達的行動介入法です。
●SST(Social Skill Training)を発達年齢や直面する課題に合わせて行っています。
…対象児の年齢や性別、特性等を考慮してプランニングします。周囲の人の視線や表情への気付きや、場にふさわしい適切な言動、自分の感情や考えの表現方法などのスキルを獲得し、日常生活において、他者と関わる能力を高めていきます。
保護者と一緒に勉強会を行い、社会的な意味や暗黙の了解等の伝え方について学び合っています。
今持っている子どもの強みを確認し、得意なことを活かした活動やチャレンジしていく気持ちを大切にしていきます。学習に向き合う姿勢づくり、自立課題、職業課題、お手伝いなど、自分でできることが自信や達成感につながっていくように支援していきます。
保育所等訪問支援は、平成 24 年 4 月 1 日施行の改正児童福祉法により創設された支援です。保育園や幼稚園、認定こども園、学校、放課後児童クラブなど集団生活を営む施設を訪問し、集団生活への適応のために専門的な支援を行うものです。
スッカSukhaは、広島市より認可され、2020年1月より実施しています。
PEPはエリック・ショプラー(Eric Schopler et.al.)らが、ノースカロライナ大学医学部でTEACCHプログラム実施に際して、自閉症支援にエビデンスを与えるために開発されたアセスメントテストです。ASD(自閉スペクトラム症)の発達のばらつきとASD特有の行動のアセスメントを通して教育の手がかりを得ることを目的にしています。
2020年1月より実施しています。
わ た し た ち の 思 い
ここは安心できる場所。
かかわるすべての人にとって、
そんな場所でありたいと願いを込めて。。。